お雛様と陰陽についてのメモ

雛人形を出しました。

出したりしまったりは一苦労ですが、お雛様やっぱりいいですね。

子供達も大きくなって手伝ってくれるようになったから、以前に比べてだいぶ楽です。

で、お雛様を飾ったお友達と写真の見せ合いっこをしていたら、

お友達宅は並びが逆とのことでした。

お内裏様が右、お雛様が左。

京式だそうで、下記情報を教えてくれました。自分用の備忘録に貼り付け。

これは京都御所の紫宸殿の御即位の式典に由来し、太陽が先に当たる側が上の位、「左をもって尊し」という古来の風習によります。(上記サイトより引用)

ちなみに、上記「左」は、「自分(人形)から見て左」のようです。

なので、向かって、右です。

太陽が先に当たる側=東 かと思いますが

今、風水の勉強もちょっとしていて、この記載はとても興味深いものでした。


この並びについては、「陰陽説(いんようせつ)」の考え方が影響しています。
(中略)
左右で言えば、左には「陽」、右には「陰」に属するものを並べることが自然だと陰陽説では考える訳です。 従って、男女を並べる場合、男は「陽」、女は「陰」に属しますので、それぞれ陰陽を対応させて、左に男、右に女が来るということになります。  (上記サイトより引用)


上記サイトによると、

男女の並び方だけでなく、お道具も若干違いがあるようですね。

また、いつ、どんな理由で、京式(お内裏様が向かって右)から、現代のお内裏様が向かって左、に変わったのか、明確に記している資料が見つかっていないのが現状のようです。


ちなみに、先日の天皇陛下の御即位の時も、陛下が向かって左、

一般参賀の際の並びも、陛下が向かって左でした。



個人的には、「左をもって尊し」=男性、と決めつけずに、女性の選択肢もあるのは喜ばしいです。

毎年、交互に飾ってもいいような気がします。


とりとめのないメモになりましたが。

このテーマについては識者のお力も借りてまたゆっくり調べていきたいと思います。




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