twitterでフォローしている田中泰延さん。広告代理店でコピーライターされてた方です。
発信が面白くためになり、勉強になってます。
Web上の様々な記事の中で時間をおいて再度読み返したいものを自分用にピックアップ。
自分用と言いつつweb公開している矛盾の理由は、もしかしたら他のどなたかもピンとくるかも、役に立つかも?と思ったからです。
気になった記事を新しい順に並べます。
2020.4.12 ブログ移行しました。
今後はこちらに追記していきます。
【六本木未来大学】レポート前編 「田中泰延さん、自分の読みたい文章の書きかたって何ですか?」2020.3.19公開
▼引用▼
目次
#1定義がはっきりしていれば、目指すところを見失わない
#2調べることで突破口が生まれる
#3ターゲットは想定しなくていい
#4「誰も書いていないから」が出発点になる
#5自分の気持ちや考えは1%以下でいい
#6一次資料に辿り着く
#7編集とは過不足なく盛り込むこと
前半は上記リンク内、#1~#4まで。
気になった部分の要約(&わたしの解釈)
・ SNSで書かれている文章は、殆どが「随筆」である→事象と心象が交わるところ
自分は、「随筆」を書いているとわかっていることが重要
・「何を書いた」より、「誰が書いた」が勝るSNS。「おはよう」でイイねがもらえる芸能人ではないのだから、突破口は、「(ちょっとしたことでも)調べること」→読まれるための武器になる。
・ 他人のことはリサーチしたところで完全にはわからないから、ターゲットは気にしなくていい
・ 誰も書いていない視点の文章を自分に向けて書く、それが「読み手として書く」ということ。
【六本木未来大学】レポート後編 「田中泰延さん、自分の読みたい文章の書きかたって何ですか?」2020.3.26公開
▼引用▼
目次
#1定義がはっきりしていれば、目指すところを見失わない
#2調べることで突破口が生まれる
#3ターゲットは想定しなくていい
#4「誰も書いていないから」が出発点になる
#5自分の気持ちや考えは1%以下でいい
#6一次資料に辿り着く
#7編集とは過不足なく盛り込むこと
目次の#5〜#7を解説。
気になった部分の要約(&私の解釈)
・読みたい文章を書くための4か条
1 なにを書くのか (随筆。事象と心象が交わるところ)
2 だれに書くのか (自分に向けて書く)
3 どう書くのか ←後編ココから
4 なぜ書くのか
・自分の気持ちや考えを書くのは1%以下でいい、物書きは調べることが9割9分5厘6毛。
・なぜならそうすることで、読み手が主体となる奇跡が起こる
「今日は暑いですね」というだけではなく、「暑い」を裏付ける証拠(情報・エビデンス)を出すことで、「今日は暑いんだろうな」と読む側が想定できる→主体が読み手に変わる
・徹底的に調べて一次資料に当たれ。(ネットの情報はデマも多い。司書の方の力を借りれる図書館がオススメ)そうすることで情報に価値が生まれる。エビデンス大事。
▼引用▼
「調べていくと、まず自分が面白い。そして人に対してもいくらでも話題が出てくる。これが調べることの自分自身の楽しさであり、人とつながる喜びでもあるんじゃないかと思います」
(自分のために探求せよ、その、智に到達し気づきを得た喜びを形にすることが人と繋がる喜びに繋がる、とおっしゃっていると思いました。)
・なぜ書くのか。「書く」というモチベーションの源泉に、「感動」はあるか?
例えば、「毎日ブログを更新するぞ!」と決めたから書くのではない。感動した!がスタート。感動したものについて調べてみたことをロジカルに・簡潔に書くことで、誰かが付き合ってくれるかもしれない。
・「書く」ことは、生き方の幅を狭めること。どう生きるかを決めること
(きっとそれは、自分というものを削ぎ落としていく、輪郭をはっきりさせていく行為なのかなと思いました。)
マネタマ寄稿 前編【しんどさは他人の都合ではかられる。自分を気遣えるのは自分だけ】
2020.3.17公開
気になった部分の要約(&わたしの解釈)
・自分の不機嫌と他人の不機嫌は、関係ない
学校の朝礼で「しんどい」と言ったら「しんどいのはみんな一緒」と言われ、理論の破綻に気づく
(なんだろ、これって部活とかでもそうだったかもなぁ。連帯感を生み出そうとしてたのかもしれないけど。今思うと変なことってあるな。。)
・不機嫌を可能な限り排除することで、ご機嫌に生きる。極論を言うと、布団から出ない。笑
・他人の都合に呑みこまれると、ゆくゆくは他人に自分をのっとられる異常事態になる
・もっと自分に優しく、自分を気遣ってあげるべき
(広告代理業の商習慣(お偉いさんがちゃぶ台ひっくり返す)のエピソードも興味深かった。ふだん何気なく見ているあの広告は、いろいろあった末のものなのかもしれないんだな。。。)
マネタマ寄稿 後編【田中泰延 他人には構わない。自分の不機嫌をどんどん削って生きていく】2020.3.18公開
気になった部分の要約(&わたしの解釈)
・僕(田中さん)の成功の定義は、機嫌よく生きること
・トラブル=失敗ではなく、「こんなはずじゃなかった」と思い続けることが失敗
・会社員=代替のきく人間。「(自分には価値があるはずなのに)こんなはずじゃなかった」と思い続けるくらいなら、価値がないと(一旦)明らめてしまえばいい
・人は生まれながらに孤独である、と厳しく(淡々と)認めることで、ひとりぼっちは怖くなくなる。(なぜならもともとひとりぼっちなのだから。)
▼引用▼
書くからにはしんどさを軽減したい。繰り返しになりますが、だから、自分が読みたいことを書くんです。その結果、自分が書いた文章を読み返す一瞬だけ、孤独から解放される。そもそも自分が読みたいことを書いているのだから、当然ですよね。書き手と読み手が同一なのだから、共感の嵐しかない。自分への共感が、孤独を癒すんです。他人からの「いいね!」じゃない。
自分がご機嫌でいるために、予めわかっている不機嫌の要因を排除する。
(自分のために、自分が喜ぶことをしてあげる。
ということが自分を愛することだし、まずはそれができないと、周りの(大切な)人を大切にできないんだろうなと感じました)
フォロワー6万人の 「青年失業家」が明かす ツイッターの幸せな使い方
2019.10.11 公開
気になった箇所の要約(私の解釈)
・人間そのものが非合理な存在である(意図せず生まれ死んでいく)
・自分の狭い世界の正しさを、他人に振りかざすとき、マウンティングとなり、
ツイッター界では「クソリプラー」いわゆる、「クソリプ」と呼ぶ。→信用できない。自分のフィールドしか守ってないので、自分の正しさが他人に悪意として伝わることを知らない、想像できない人。彼らはとにかく不機嫌である、そして9割9分、匿名である
(クソリプに遭うということは、例えば、全く知らない後輩に突然「先輩のこと好きじゃないです」とラブレターをもらうようなものなんだろうか。いや、意識してるのはわかったけど、わざわざそれ言うこと?っていう。。)
・逆に、外にいても、会社の中にいても、同じように一定の優しさを発揮できる人は、信用できる人
・「ウザガラマー」はクソリプラーと異なる。日常の正しさに対する、別の見方の仮説(ボケ)を重ねられる人
・日常会話にツッコミは要らない、話が終わってしまう
・ボケにボケを重ねてわけわかんなくなった状態(エントロピー状態、またの名を熱的死)が幸せ
・ツイッター環境を快適にすることと、「読みたいことを、書けばいい。」のコンセプトは同じ
・みんな、「自分の居心地をよくすること」について考えてなさすぎ
・職場で流したくだらないメールを無視された。写真を撮ろうとしたら断られた。子連れのママに怒られると勘違いされた。
人との付き合いにおいてまで合理性を求めすぎている人や、シミュレーションしすぎて叩かれるんじゃないかと恐れている人がいる、そうじゃない。
まずは自分がそうでないことを見せたい
引用
わたしが機嫌よくいて、そんなわたしが機嫌のよいまま生きることができたら、少なくともわたしの周りに「機嫌よく生きていてもいいのかな」って思う人が1人だけでも増えるかもしれない。
・匿名でも実名でも本音を言えてない人がいる。それでいいの?
・ネットの世界でも、挨拶がしたい(リアルな世界で行われているコミュニケーション)
(いつか田中さんご本人に直接ご挨拶したいなぁ^^)
【仕事のやりがいって、ホントに存在するの?】2018.9.3公開
気になった部分の要約(&私の解釈)
・そもそも、仕事に自己実現を目指さないほうがいい
引用
特に会社員に言えることですが、会社っていうのは誰かが野望を抱いて起業したもので、お前にも少しお金を分けてやるから俺の野望を手伝えよ、って誘われてちょこっと手伝う、ていうのが会社員の本質ですよね。みんな、そこに気付いてないから、会社に入るとしんどくなっちゃうのでは。
(野望を手伝う、という表現。言い得て妙!!)
・世の中のほとんどの人(資本家以外)は貧乏人である
・貧乏人=自分の肉体以外に生産手段を持たない人
・だから貧乏人が頑張って自己実現をしようと思ってもしんどい。だったら、資本家に使われながら、いかにのんびり生きるかを考えた
・月給20万円と30万円と40万円で何が違うか?いきなりモテモテになってフェラーリ乗れる?芸能人と付き合える?無理でしょ。びっくりドンキーのガリバーバーグが食べられれば幸せ
・1000万円分の「欲しかった物」を押し込んだ平屋をブルドーザーで潰してみた、その時はじめて物をいくら買っても幸せにならないって気付いた。でも本は捨てられない、レンタル倉庫2個分(!)
引用
24年間コピーライターやってましたけどね、好きなことなんて1行も書けないですから。どこかの会社のジュースの宣伝頼まれて、「このジュースまずいなぁ」と思っても、「クセになるかもしれない味」とか「いつかわかる味」って書かないといけないのでね。こういう仕事はもうやらなくていいかな。
(わーー コピーライターって、自分のエゴを極限まで消す仕事なんだな)
・何が不機嫌か?何を面白いと感じるか?は人それぞれ
・自分が機嫌よくなる瞬間、それは、調べて発見や気づきを得た時
・仕事のやりがいって、年収◯◯万円アップじゃなくて、感謝されることなんじゃないか
【あなたが機嫌がいいと、世界は機嫌がいい】公開:2017.05.29 更新:2017.07.05
要約(&わたしの解釈)
・もっと機嫌よく生きるために、安定した大企業を退職。無職という響きは不安ではあるが、不機嫌ではない
・小学校の朝礼時の出来事をきっかけに、自分のしんどさと他人のしんどさは関係ねぇ!と強く思い(私がイモを食べてもあなたがオナラするわけじゃない)「自分が不機嫌になりそうな要素を事前に排除しておく」習慣がついた
・伝染する「不機嫌」からは一刻も早く逃げること
▼引用▼
会社組織というのは、根本的には、「誰かの、達成したい意思があり、その誰かと目標が同じではない人たちが作業の一部を担ってお金をもらう」というのがその本質です。
(この表現秀逸。唸ります。上のリンクにもある「人の野望を手伝う」ですな。)
「会社のために頑張るな。自分のことをやれ」田中泰延特別寄稿 2017.3.16公開
要約(&私の解釈)
・電通での表彰式のシーンから始まり、イギリスを通して国が衰退・復活することについて考え、お父様との会話で「自分のために生きる」ことに気づいたことが綴られている
・お父様に、「会社のために(仕事)頑張ってるか」と聞かれて「頑張ってるよ」と答えたところ、「馬鹿者!」とお叱りを受けた
▼引用▼
「馬鹿者!頑張るな!会社のために頑張るな!自分のことをやれ!」
だまし討ちもいいところです。ニコニコしながら訊いたやん。あっけに取られたわたしに、父は続けました。
「社会のために役立つことはもちろん大切である。広告会社で、クライアントのために頑張ることは、世の中のために働くことである。だが、長い目で人生をみなさい。君を働かせるのは、君自身であるべきだ。お前のクライアントは、お前だ」
(このエピソードは、何度見ても胸が熱くなる。
自分の(一番の)顧客は、自分であるということ。まずは自分が自分のファンでなければ。と解釈)
・一人一人が意識を持てば必ず国は復興する(田中さんが、イギリスを見て感じたこと)
最後に、田中さんのお父様の言葉を引用
▼引用▼
「ひとりになれ。ひとりで考えよ。そのひとりの時間に、爪を研ぎ牙を磨きなさい。そうすれば必ず道は拓ける」
(これもとても沁みることば、
今のご時世「みんなと繋がろう」という風潮はありますが、最初のスタートは誰しも「ひとり」で、やはり、自分軸がしっかりしていないと、呑み込まれる、流される。
流されない強さを身につけよ、そのための武器を磨け、そうすれば道は拓ける、とおっしゃっているような気がしました。)
また気になる記事があったら随時追加していきたいと思います。
田中さんの最新著書
田中泰延さま、
もし失礼がございましたら、申し訳ございません。お手を煩わせてしまいますが、twitter @ebikayo8 までご連絡をいただけましたら、削除修正いたします。
どの記事も、大変ためになりました。ありがとうございました。
これからも楽しみにしています。
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