切り取られた一瞬も、切り取られなかった一瞬もいとおしい

田中泰延さんのtwitterで知ったこの言葉。


「ここで100分の1秒、あそこで100分の1秒。たとえそれらを端から並べたとしても、永遠から切り取られたのはせいぜい1秒か2秒、3秒が関の山だ。」
ロベール・ドアノー


ロベール・ドアノー氏は、フランスの写真家さんです。(1912-1994)


シャッターを切る瞬間は、100分の1秒。

たとえそれらを端から並べたとしても・・・を上記の2秒で計算すると

2秒/0.001秒=2000

2000枚の写真を並べたとしても、人生のうちの2秒にしかならない、ということですね。


写真は、瞬間を切り取るスバラシイもの。

でも、この言葉は、写真に写らないほうが人生の大部分だ、とも教えてくれる。

仮に、2000枚の写真が気に入らなくたって、それは、人生のうちの2秒に執着しているようなもの。

逆に、気に入った一枚があるのならば、奇跡に近いですね。


写真に残った二秒。

写真に残らなかった、人生マイナス2秒。(人生の写真が2000枚とするなら。おそらく、昔は、そうだったのでしょう)


どちらもいとおしいなぁ。


今はスマホで、写真家さんでなくても大量の写真を残せるようになったけど、

それでも、1万枚としたって、10秒です。


楽しく写真をとりたいな

写真を撮っている姿を撮ってもらうのもいいしね。



他にもいい言葉が(^^)ぜひどうぞ。

引用元↓ 

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